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December 2004

反社会学講座

paolo
ひょっとしたら今年読んだ本の中で一番笑えたものかもしれない。
「社会学」の欺瞞を暴くという体裁をとりながら、社会学入門になっているという構成の面白さ。そして教科書をパロディした作り込み。半ばギャグのようなそれでいて妙に説得力のある結論。面白くてためになる?というのはこんな本のことをいうのではないかな。
ところで、著者パオロ・マッツァリーノ(匿名希望のペンネーム:誰なんでしょうね。当然日本の学者さんだと思うんだけどなぁ)はこんなことを書きつつも実は社会学を愛しているのではないかという気もする。

で、この本に取り上げられる「世の中が悪くなったのは、自分以外の誰かのせいだ」という構図は、これは別に社会学的思想に限った話ではなくて、実は世の中ごろごろしているのではないかと思う。

社会的問題や病理の原因を掘り下げ、処方箋を書くのはいったい誰の仕事なんだろうかとこの本を読んで考え込んでしまった。問題解決の真の実行者は、学者でもなく政治家でもなく、我々社会の構成員一人一人に求められるのかなあ。

こうすれば世の中は良くなるという達成すべき目的が、今の時代は見えにくくなってきている。「お金をじゃんじゃん稼ぐ」とか、「沢山ものを売る」、「沢山消費する」、だけでもなくて、「ふれあいを大事にする」、「こころを豊かにする」、というのもいまさら欺瞞くさい。個人の小さな幸せを個人が具体的に描いてゆける環境づくりというか、インセンティブをいかに作り出すかが、これからの社会の舵取り戦略としてますます重みを増すのだろうなと漠然と思う。

というわけで小さな幸せを求めて、これから釣りに行ってきます(^^;)。

http://mazzan.at.infoseek.co.jp/

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遠野物語

tonomonogatari
最初に読んだのは高校生の頃。その後二年に一度くらい、いや思いついたら時折読み返している。難しく語れば難しくなってしまうのでやめておこう。簡単に云えば、これは明治以前の我々がどんな世界観を持っていたかの証であり、物語の記憶の集積なのだ。
我々は、四世代ぐらい遡れば、五世代以上遡れば確実にこんな物語世界に囲まれて生死を繰り返していたのである。
一部の地域を除いて、我々は渓流魚を相手に釣りをするときには、好むと好まざるとに関わらず、実は「遠野物語」的世界の背景世界、すなわち山、川、闇、神、森の世界へ一歩踏み込まざるを得ないのである。
山奥の渓流でとっぷりと日が暮れると、恐いような、そしてほんの少し懐かしいような寂寥感を感じるのは、我々だけのことではない。先祖様達もやはり少々(いやきっと今以上に)そうであったことがわかる。紅い顔をした大男(山神)や天狗が現れたりするのではないか、キツネに騙されるのではないかという恐れをいだきつつ、彼らも帰路を急いでいたのだ。
・・・んで、なんで時折読み返すのかといえば、すっかりその物語世界が頭の中からきれいさっぱり消えてしまうからなのである(笑)。私の記憶力にも問題が(かなり)あると思うが、きっと現代社会の現実の方が恐いからではないだろうか。

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今回は厳しい・・・

041219mまたまた懲りずに瀬戸内メバル釣行となりましたが、前回よりも相当厳しい内容となりました。
タチウオが回ってきておりまして、それ狙いの釣り人とバッティング。夜の間はどこも入る場所がない状態。なんとかチビ二つに終わり仮眠。
昼前にごそごそと起きだして、本命ポイントへ。誰も居ない。魚もいない(笑)。チビメバル4匹とタケノコメバル1匹に終わりました(^^;)。

041219takenokoというわけで、ちょっとガイドに不安が出てきました(笑)>JOSEさん。

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Confusion will be my epitaph.

confusion
前回の釣行でなんとなく昼間のメバルはこうすればいいのでは?
という傾向が分かったような(いや。錯覚の可能性も高いのだが)気がして、変なフライを増殖させておりまする。

・手前の岩場や藻を避けるには、どうしてもフローティングラインかシンクティップで狙うのが楽。
・やっぱりフライはある程度重量があって、ひっぱっても浮きすぎない方が勝負になる。
で、結局はチェーンボール付きのシュリンプのようなパターンに落ち着いてしまうのでございます。

でも、おなじ機能を持たせるならビーズヘッドのようなパターンでもいいと思ってたりして。

それとこれも錯覚かもしれないのだが、トレーラーシステムが有効なのではないかと感じる。見せる(魅せる?)誘うフライと喰わせるフライ(こっちは小さめ)にしたときに釣れるのだ。
いや、違うな。
見せるフライに沈む機能を持たせて、魚の泳層に、喰わせフライが通せるから優位なのだろうか?

錯乱こそ我が墓碑銘なのである。

※この記事のタイトルはキングクリムゾンのゆーめーなフレーズから取ってみました(^^;)。

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CLWどんぐりころころ事件発生

詳しくは釣行記を参照していただければ・・・
こんなことってあるんですねえ。まいりました(^^;)。

釣りの方はまあまあでした。

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プチ釣行

041205
本日、雨も上がった午後、いや、正確に云えば夕方。ちょいとだけ竿を出してきました。
午後4時から2時間ほど。場所はさほど市街地から離れていない地磯。我が家から地道で20kmくらいの近距離。
足下に岩が多くて、フライを3つも無くしてしまいました(泣)。
一匹ごんごん引っ張る元気なやつ(たぶんカサゴだと思われる)をヒットさせましたが、ティペットをブレイクされてしまいました。あたたたた。そのあと今度は、はっきりとおちびメバルさんとわかる魚信もあたったんですが、途中でばれちゃいました(^^;)。
というわけで風景写真だけです。

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目玉親父

medamapapa.JPG
#18のフックで作ってみた極小ジグ。というか、これはフライの雑誌64号に載っていた「目玉親父」を真似して作っているところ。ヘッド部分は#8のガン玉だったりする。これに各種マテリアルを巻けば完成。わりと釣れます。

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魔法の液体・・・?

petbtl.JPG
ここに用意したのは魔法の液体でも、高級酒でもなんでもなくて、ただの水道水である。
ソルトで遊んだ後、みなさんフライの塩抜きは、どうされてるんでしょう?
フックが錆びるのがやなので、私は上記の空きペットボトルを用意して、じゃばじゃばとシェイク。二度ほど水を交換して洗ってます。

ステンのフックを用意すればいいじゃないかと云われても、もってないもんで(^^;)。
土肥富さんで買おうっと。

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ウィリアム・ジョセフ「コースタル」

もうこいつは、ティペットディスペンサー付きの「ニューコースタル」が出た現在、旧型(型オチ?まだ両方流通してるような気もする。)となってますが、それゆえに、ちょっと前に安く仕入れたのでした(^^;)。
ニューコースタルも多分似てるんじゃないかと思うので、まあ参考までにレポします。

wj_front.JPG
表側。リトラクターが最初から4個もついている。
私のようなぶら下げマニアには嬉しいかも。でも何故か上向きなんだなあ。
といっても不都合はない。人間工学的にはこれも正しい気がする。


wj_back.JPG
背中側。縦に割れるファスナーと両サイドの抑え(三角形)が特徴。
実はこの三角形の中にゴム付きスナップが左右に一本ずつ納められている。
何に使うんだろう。

wj_back_clup.JPG
背面ポケットを開けてみた様子。内側に大きめのポケットが一つ。
が上部に見えるのは、フロント部ベルトの長さ調整用バックル。
背面ポケットはかなりボリュームがある。

wj_boxplane.JPG
通常このようにフロントのボックス側には、左右ともフライパッチ(付属品)が取り付けられている。このままではあんまりよろしくありませぬ。スペースがもったいない。

wj_flypatch.JPG
フライパッチはこのようにベルクロで留められている。本体側のベルクロ(メス)へ固定する。ところで、本体側のベルクロの裏にはどうやら形態安定用の樹脂がインサートされているのだが、これが結構厚みがあって、フロントボックス内の空間を狭くしているような気がする。だから見た目の印象ほど収容力はない。

wj_flybox.JPG
というわけで、フライパッチは外してしまって、手持ちのフライボックスにベルクロのシートを貼り付け、

wj_flybox2.JPG
こんな風に使うようにしている。こうすればボックスをおっことすリスクも減ると思うし、収納できるボックスが倍増?するのである(^^;)。

総評。けしてボックス内が狭いというわけではないのだと思うが、私のように渓流に出かけるときは、フライボックスの小型〜中型を、通常6〜7個も持ち歩くような動くフライボックス人間(自爆)には圧倒的に狭い印象を受ける。管理釣り場での使用や、あまりフライボックスを沢山必要としないシュチュエーションなら関係ない話かもしれないけど、切実な問題なのだ。だから今は海用としてこのコースタルは活躍中なのである。背中にはいつもリールを三個ほど入れて歩いてます(^^;)。
もちろんフィッシングギアとしてはいい線いってますよ。使い勝手やデザインはなかなかよろしいです。

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