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November 2007

リアにリップ付けたらどうよ(その2)

今日は中間報告みたいなものになるんだけど、色々巻いてみて判ったことを少々。

071126rrpcandyまず、マテリアルにリップ(円盤)が干渉しないようにすべきだということが判明した。この画像のようにキャンディー系のボディ直下に取り付けて、あわよくば「ボディ全体であぴ〜る」と思ったんだけどこれは失敗であった。ちょうどこの画像のようにリップ上端がボディに当たって、そのまま固定(安定?)し動かなくなる(沈黙する)のであった。


071126rrpz1次にスーパーヘアーのような硬いマテリアルだからNGなのだと思い、ゾンカーストリップならいいんじゃないかと考えて巻いてみたのがこれ。ところが、マテリアルの柔らかさが災いし、ヘアーがリップ部分にまとわりついてこれもNG。一瞬バイブレートするのだが、2秒程度の命であった。


071126rrpz2ボディマテリアルとリップの関係は、最低限この画像のようにギリギリ当たるか当たらないか程度にすべきだというのが本日の最初の結論である。

もう一つ。リップを固定するラインマテリアルに何を使うかという細かい話。今のところファイヤーライン(PEラインに樹脂コーティングしたもの)と、ケブラースレッドの2種類を使っているのだが、低速でもよく動くのは柔らかいケブラーの方。方やファイヤーラインは、若干動きがスポイルされるようである(動かないわけではない)。我が家の実験水槽では、ハイスピードリトリーブができないので(^^;)、実際のところよくわからないのだが、ファイヤーラインは、早引き用にいいのかもしれない。

当初、ファイヤーラインのようにやや堅めのラインを使った意図は、リップの代わりにタンデムフックを取り付ける際、可塑性があるファイヤーラインが有利だと思ったのと、こっちの方がフライ本体に振動をよく伝え、フライ自体がよく動くのではないかと目論んだからであったが、結論からいえばこれは逆であった。柔らかいラインでリップの可動範囲を多くすべきだったのだ。それが大きければ、副次的な効果によって二次的にフライ本体が受ける振動も増すようである。

ケブラースレッドがない場合、何もコーティングしてないスッピンPEライン(0.8号以下)がいいんじゃないかと思う。

さらに気が付いたことを一つ。これって機密事項かもしれないので小声で。リアにリップを付けても、全体バランスからいって、フライのヘッド側が重たい場合、当然フライの頭から沈んでいくのだが、なんとこのときもリップが動くんですワ。フォーリング中なのでゆっくりとだけどね。だからリップのマテリアルは透明じゃなくてもっとアピールするカラー、素材でも面白いかもしれんのよねー。

あ。すんません。全然機密じゃなかったですな(笑)。作ってみれば誰でもわかることでした。
あとは現場で実験ですな・・・でもまだ当分先の予定・・・orz

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リアにリップ付けたらどうよ

とまあ誰でも考えそうなネタなんだけど、ただ今色んなパターンをテスト中。

今週と来週は色々と野暮用があって釣りにも行けず、かといって家でじぃーっとしてるのも飽き飽きしてきたんで、ちょっとだけ脱線しているのであった。

071125rrp1まずはタイプ1。ワームにはこんなタイプのテールがありますが(有名どころではクラッピーなんかがそう)、不織布と接着剤でテールを工作し、形状を真似して取り付けてみた。手に持った感じはなかなかよさげ。しかし、我が家の実験水槽で泳がせてみたらいまいち。テール部分に重量がないため、慣性力が働かないようで、期待したような左右への「尻尾振り振り」はほとんどない。これは却下ですな。


071125rrp2次にタイプ2。これは以前のエントリーでも使ったネタ(素材)だけど、そのときはフロントに取り付けるために作った円盤(軟質プラスチック製)をウレタンチューブを介して、ケブラースレッドでリアにくっつけてみた。慣性力を持たせるため、ブラスビーズを円盤の固定用兼、シンカーとして装着。実験したところ期待以上の効果あり(うしし)。しかもタイプ1よりも工作が簡単である。

071125rrp3それではってことで、タイプ2での実験結果を反映させるべく、プロトタイプを一個巻いてみた(まあパターンは何でもいいので適当。これじゃなきゃいけないという意味はない)。今度はジョイント部分にスイベルと極小スプリットリングを使用。円盤の交換が後からでも出来るよう、あるいは、円盤を外してタンデムフックも取り付けも可能な形態としてみた。実験の結果、これも悪くはないが、タイプ2に比べ、ややアピール力に劣るようである。むむむ。奥が深いですな。

まだ色々と工夫の余地はありそうなので、引き続き脱線は続く模様・・・。

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ハーディのソルトウォーター

ロッドとリールが出たそうですが、ロッドは結構よさげな感じがします。問題はチタン製のHardy Zane Ti Fly Reel。価格が£5,000だそうで・・・今の為替で日本円にすると110万円強・・・ホント?
http://www.hardyfishing.com/424-Zane_Ti_Reel_-_NEW_2007.html

庶民様向けにはアルミ製もあります。£469-529。
http://www.hardyfishing.com/423-Zane_Reel_-_NEW_2007.html

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398円の至福

071120zw
釣りとは関係ない話で恐縮。(一応ソルト繋がりか?)
今日仕事帰りに家から徒歩3分のスーパーに買い物に。嫁さんが今夜は出掛けてるので久々に自炊モードなのだ。久し振りに明太子のパスタでも作ろうと思って明太子を物色してると近くに陳列されてる雌のズワイガニをみつけた。どうせ古びてるんだろうなんて冷やかしで覗いてみると、口が動いた。なんと生きてるじゃありませんか。生きてるズワイガニがこの値段というと、産地ではない岡山ではかなり安い部類なのではないかと思い、並んでいる中からさらに活きのよさそうな2杯をチョイスして買って帰った。(というか今年はズワイガニは豊漁らしいので、そのせいかもしれないのだけど。)

先ほど1杯目をボイルして食べ終わったのだが、価格以上の充足感(2000円分くらい・・・ちょっと大袈裟か)を味わえたと思う。恐るべし近所のスーパーF。地元資本の市内に数件しか店舗を構えてない、こぢんまりとしたスーパーなのだが、時折掘り出し物があるので気が抜けない。

ところで、同じコーナーに干したアミエビがあって、じっくり観察してみたのは内緒(^^;)。
魚皮のサビキ針に質感が似てるのよねえ。サビキって良くできてるなあと感心したりして。
いいとしこいた男が、アミエビを袋越しに観察しながらそんなことを考えてるなんて、たぶん誰にも気づかれなかったであろう。

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西風強し

土曜日の晩にちょろっと出掛けてきたが、どこも風が強くてフライには不向きな状況。とある防波堤で、足下に居たタチウオが掛かったけどバラシ。
前回熱くなったシェードは、風による波がシェードにもろに当たっていて、シーバスの気配ナッシング。それでも時折明かりの下付近に回ってくる個体がいて、そいつらをかまってみるのだが、時折興味を持って追いかけてくる程度で、最後まで口を使わせることが出来なかった。

久々に○ボです・・・(^^;)。

色々変なパタンを用意して望んでいたのだが、ほとんど試す機会も無かった。
次回のへ持ち越しですな。

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軽量ポップリップ

最初に完成に近い画像をば。Ppf
ポポヴィクスのレシピ通りじゃないので、もはやポップリップとはいえないかもしれないが、簡単に紹介。以前も書いたけど、本来のレシピならラムズウール等を刈り込んで整形し、その上からシリコンを塗るのが定番なんだけど、
Joseさんが昔エントリーしていた方法でボディは作ってます。参照→お手軽シリコンフライ?これでボディに使うマテリアルの重量はかなり減らせる。ただし堅牢性が少々犠牲になるのはトレードオフの関係なのでまあ我慢していただくとして・・・。

ええと今回はリップの話だった。私はこうみえて(笑)皮膚が弱いため、シリコンとか接着剤とか直接触りたくないタイプなのである。いやこれは正確ではないな。不精者なのでというのが正解。しかもシリコンが固まるのが待てないため、もっぱらコニシのウルトラ多用途SUを代替として使うようにしている。
さて、このSU、ボディを固めるのはボトキンで作業すれば簡単なのだが、リップが難しい。指先を使わない限り、薄く拡げたリップ用のマテリアルが接着剤の作用で縮み、ぼてっと厚めになり、リップの面積も狭くなってしまう。さらに指先で「塗る」という作業が接着力のために逆にシリコンよりも困難なのだ。

Ppbaseそこで、数本失敗作を作って、こんなことを思いついた。わりといい具合にいくのでご報告なのである。まず、Joseさんのレシピに従ってボディを作り、リップはポポヴィクスのオリジナルに近い形で取り付ける。


Ppseetここでこんなパーツを用意。
これは太めのテープやシールの台紙等でいいと思うのだが、接着剤がくっつかないように剥離剤が表面にコートされている紙やシートを用意する。そしてこのように一部スリットを入れ、適当な大きさにカットしておく。概ね大きさは画像を参考にされたし。

それをリップマテリアルとボディとの間に挟み込む。さらに表面から、ボトキン等を用いアイを中心に放射状にウルトラ多用途SUを薄く塗る。接着剤が乾かない内に挿んだ台紙を真下に引き抜く。Ppj2


以上のようにすれば、指先で接着剤に触れる頻度が下がると思う。リップも薄めに出来るはず。


おまけ
これはポリプロピレン?の不織布(台所排水口用水切りネット)でリップを作り、フライのヘッドに貼り付けた状態で、さらにウルトラ多用途SUでコーティングしたものである。これはちょっとリップに腰がなさすぎである。やや失敗作(^^;)。複数枚貼り合わせた方がいいと思う。

土木工事に使うような業務用の不織布は厚みが色々あり、腰の強さの調整が出来ると思うけど、その辺りどうですかgogihashiさん(笑)。
Ppx_4

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海フライの本2

海フライの本2キター。
本日到着。まだじっくりとは読んでませんが、マジメで力がこもった本ですねえ。編集さんのブログを読むと、この本の出版のために雑誌の定期刊行に遅延が発生するとか(^^;)。

独自のパターンの他に、デシーバー、エンリコミノー、ポップリップ、サーフキャンディーなどの定番もきっちり載ってますし、イントロダクションで色々なマテリアルの使用方法などの解説もありますので、海用フライタイイングの入門編としてちゃんと機能するでしょう。あと、ブレイドチューブを使ったパターンが、コルサーミノーはじめとして各種載ってるのもいいですね。チヌ用パターンや、ポッパー系もありますし、国内の対象魚ならほぼ網羅されてるのではないでしょうか。

個人的には、スーパーヘアーを使ったデシーバーや、ボケジャコのイミテートパターンとシリコンミノーがヒットだったかな。

しかし牧さんってまだ若いのね(^^;)。これが20代最後の仕事だったそうで。
これからも頑張って、おじさん達を(おじさん達ばっかりじゃなくてもいいけど(笑))喜ばせてください。
次はマニアックなネタ希望します(゚゚☆\(--メ)バキ。

画像直リン→

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瀬戸内彷徨

Pb090004ajiたまたま岡山出張だったJose氏をさそって、金曜日の夕方から出掛けてきた。狙いはシーバス。最近の傾向からすると、「あそこに入って、あれがああなってれば、あれをああして釣れるかも」というなんだかよくわからないが、50%程度の期待感であった。
途中まったく魚っけのない場所を何カ所か回って、シーバスじゃなくてアジのライズに遊ばれてみたりしつつ、本命の場所に到着。幸い先行者も居ない。

Pb090006tachi今回、私はイカゲットの使命も帯びていたのだが、イカの気配なし。エギンガーとして少しは頑張ってみたがエギング不発であった。シーバスは確かに居た。ライズもした。チェイスもあった。まあしかしそれだから釣れるというわけではないのだ。何かが足りないのか(逆に何かが過剰なのか)難しいのである。とはいえ、タチウオの活性が一瞬高くなった時間帯があり、二人とも仲良く一匹ずつ指三本級をゲット。二人ともオデコは免れたのは幸いであった。
Pb100008jt

さらにシーバス探しは続く。シーバスがシェードにたむろするポイントに入ることが出来たが、ここも難易度が高く魚が居るのが判っていても釣れない状況(=毛鈎釣師にとってはオイシイ状況?)であった。お疲れ気味のJose氏はダウンして仮眠に入る。私はその間も辛くて面白い時間帯に突入し、熱くなっていたのだが・・・。
気が付くと夜が明けていた。場所換えする。朝の内ライズが見込めるポイントに入ってみた。しかしそこは、なんと漁船の漁場となっていたのであった。清々しい朝ではあるが、なんだか脱力。Pb100009帰りに港内を覗いてみるとメバル達の姿もちらほら。季節の推移がなんとなく感じられたのである。でもあんまり寒くなかったなぁ。

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ショートフィッシング&タックルテスト

071103土曜日は晩まで仕事。家に帰ってタイドグラフをみると、長潮だけど翌日早朝に満潮の模様。疲れていたのだが、つい出掛けることに。
最初のポイント到着が午前1時半。足下のシェードにシーバス君発見。・・・。色々投げてみるが、あまり反応は得られない。そうそう。今日はこの前買ったsageじゃなくて別の竿の試し振りも兼ねていたのであった。カベラスのXSTという竿なのだが、ソルトウォーター仕様ながら$185とはかなり安い部類だろう。以前バックアップ用として買っていたのだが、一度も使うことなく存在を忘れていたので、出してみた次第。これが結構いける竿なのだ。でもなんとなくカベラスってブランドは、あか抜けない印象があるのも事実。しかしフライを始めた頃、キャスト練習用に買ったカットスロートという$100の竿がなかなかコストパフォーマンスに優れていたことを思い出した。うろ覚えだけど、アメリカの釣り雑誌でブランクのロゴを隠し、複数のキャスターに試振させたところ、一番評価の高かった竿がカベラスのロッドだったという話も聞いたことがあるなあ。
いや、まあとはいえ私の扱いは所詮バックアップなんだから、最悪釣りが成立すればいいし、釣り味やキャスティングに爽快感があれば儲けものという話なのだ。で、儲けものだったのである。ティップがやや太めで硬そうな印象である。しかし芯のあるパリッとした振り味。ラインスピードを上げ、ロッドに負荷を与えてやれば気持ちよく飛ぶ。バックアップにしとくのはもったいないと思う。
遠投し、早引きしてたらカマスらしき魚がチェイスしてきた。一匹かかったけど即ばらし・・・。二箇所目。釣り人が多く諦める。三箇所目。魚の気配がないなあと思いながらフライを引っ張っていると小ぶりなシーバスがチェイスしてきた。さらに遠投し早めにリトリーブしてるとグニュんというあたり。指2本くらいの小型タチウオであった。このサイズはちょっとキープする気にならずリリース。その後色々手を変え品を変え続けてみるが、それ以上反応がない。足下をよく観察してみると、小型のアオリイカが群れになってうろうろしている。まだまだ水温は高いようだ。冷凍庫の在庫を考えると今日はイカを狙う気にはなれない。場所を変わる。
四箇所目。実はココが本命ポイントだったりする。開始早々シーバスがヒット。なんかイージーな展開だ・・・と思ってると最初の下への突っ込みでばれてしまった。良いサイズだったかも。その後魚が散ってしまい本命シェードポイントは沈黙。魚は逆に散らばって色んな場所でライズしはじめたのだが、あいにく風が強くてシンクティップラインでは歯が立たない。リールを変更しシューティングヘッドに交換。以前のエントリーで書いたとおりウェットティップエクスプレスが切れた為、こいつは新しく組み直したものだ。ヘッドはリオの300グレイン。ランニングは某社の30lb。しかしこのランニングライン、けっこう曲者。キャスタビリティ云々を評価する以前にライン同士の絡みが多く、ラインバスケットは当然使っているのだが、もつれる頻度が高く気持ちよく投げられない。これはライン素材が今時の海で使うには軟らかすぎるのか、ライン同士が接した時の抵抗値が高いためか、真相はよくわからないが、もう少し使ってみて評価を定めたい。
え?釣りの方ですか?あまり深追いせず、あきらめが肝心と思い早々に止めました(^^;)。

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